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EPRの論文はどこが間違っているのか? ~EPRの結論~

EPRの結論としては、粒子1の測定を行うことで粒子2の状態を擾乱させることなく粒子2の運動量を位置を知るということであった

 

初めに定義した実在の条件は、「系を一切擾乱することなく確率1で予言できること」であった

 

確かに先の2例では、粒子2の状態を「一切擾乱せず(測定せず)」に「確率1で(確実に値を持つと)予言」することが出来た

 

量子論を意識せずとも生活している我々にとっては何一つ不満がないように思われる

 

しかし、粒子2について測定する前の段階で(粒子1とどれだけ離れていようと)粒子2を測定する前に粒子2の測定結果が決まってしまう(わかってしまう)

 

また、その結果が原因(粒子2の測定と情報伝達)より早く起こってしまう
これはある意味では、因果律を破っており、相対論に反するのではないかとアインシュタインは考えた

 

また、測定前の結果は定まっていないはずの粒子2の物理量が、粒子1の測定を行うことで確率1で粒子2の物理量を予言出来てしまう

 

これは、「もともと粒子2の測定結果が定まっていた」か、「粒子1の測定が瞬時に粒子2に影響を与えた」かのどちらかである

これも前者でなければ、なにかしらの影響が光速を超えて伝わるという因果率を破ってしまう

 

次のブログでは、なぜアインシュタインほどの天才が間違いを犯したのかについて書きたいと思う